前回、本格的な留学を前にプチ留学をするのがオススメという記事を書きました。
じゃあ、実際にどこへ留学したらいいのか?オススメをシェアしていきたいと思います。
台湾でプチ留学するのであれば、個人的に一番オススメの都市は高雄です。
地下鉄 美麗島駅(高雄市)
1、オススメの理由
オススメの理由①物価が比較的安い。
台北と比べると、特にホテルが安いです。
最初にプチ留学したときに、シャワー・トイレ付個室のホテルが1週間25,000円くらいで借りられたんですね。
じゃあ、行ってみようかと思ったのが始まりです。
ご飯なども台北よりは全体的に安いです。
オススメの理由②空港から近い。
高雄空港から、台湾鉄道高雄駅まで、地下鉄に乗ってだいたい30分くらいで着きます。
一個手前の美麗島は、世界一美しい駅として有名です。
百貨店などがある三多商圏駅などは、高雄駅よりも空港側にあるので、空港駅から20分くらいで行くことができます。
オススメの理由③英語や日本語が通じにくいので、中国語を使う機会が多い。
台北は、観光客が多いので、中国語を使っても日本語や英語で返事が来た、という経験はありませんか。
高雄は、比較的観光客も少ないので、中国語を使わざるを得ない環境にあります。
オススメの理由④地下鉄・バスが充実しているので、観光しやすい。
高雄は、地下鉄が発達しているので、いろんな所へ行くのがとっても便利です!
また、公共のレンタサイクル「Cbike」も利用できます。
レンタサイクルの利用方法は、こちら。
2、プチ留学ができる学校
①TLI高雄校
私が一番初めに台湾でプチ留学した学校です。ここに行ったことが今の留学につながっています。
申し込み方法
ホームページに載っていたメールアドレスにメール問い合わせしたら、日本語でお返事をいただきました。
そのときに、授業に関する案内と申込書が添付されていて、「国外からのお申し込みには、US$280 の予約金が必要です。」との案内がありました。
そこで、銀行振り込みをしようとしたら、振込先の英語名がもしかして間違っていない??って銀行の担当者から連絡があって、
しょうがないので、思い切ってTLI高雄校に電話しました。
当時、私の中国語力はごくごく基本的な旅行会話程度(中国語検定3級は取っていたのですが)でしたので、
開口一番「喂?你會說日文嗎?(もしもし、日本語できますか?)」と聞いて、日本語できる人に代わってもらいました。
ちなみに電話は今でも苦手です。(←威張っていうことではない)
そしたら、振込みは来校、当日でもいいよって言われました。さすが、台湾。柔軟な対応、素晴らしい。
ただ、授業前の日に高雄に着いたので、前の日に学校に行って授業料を支払いました。
お値段(マンツーマン)
2015年当時のお値段ですが、
プライベートレッスン
1~5 時間/週の場合:1 時間(授業は1回50分)/NT$480
6~9 時間/週:1 時間/NT$430
週 10 時間以上:1 時間/NT$400
グループレッスン
2~4 名のクラス:1時間 NT$280
3~7 名のクラス(週 15 時間):1 時間 NT$200・3 か月 NT$25,000
となっていました。
私のケースですが、4日間通って、1日目と2日目が3時間、残り2日が2時間ずつで、10時間のマンツーマンレッスンを受けました。
400元×10時間=4,000元
登録料500元
教科書800元
合計5,300元でした。
当時のレートで、だいたい21,200円くらい。
先生
先生は、固定ではなくて、初日は3時間同じ先生でしたが、日によっては、1時間この先生、2時間この先生とかっていう風に変わったりしました。
どの先生も分かりやすくて、発音も聞き取りやすかったです。
授業は基本、中国語で行なわれます。
どうしても私がわかっていない場合は、日本語の単語を入れたりもされていましたが、先生が簡単な中国語で授業してくださったので、
意外といける?!ってびっくりしました。
どの先生もすごくほめてくださって、嬉しくなって、日本に帰ってからも中国語の勉強を続けようという気になりました。
テキスト
TLIが発行されているテキストを使用しました。もし、自分で勉強したいテキストがあれば、それを使いたいって言えば、たぶん大丈夫だったと思います。
授業開始の前の日に、授業料を払いに行った際に、テキスト持ってる?って聞かれて、ないって答えたら、じゃあ、ちょっとコレ読んでみてって言われて、読んだら、じゃあ、これでいいねって言われて、そのテキストを勉強することになりました。
一応、受付のときに簡単な中国語を使ったので、それでレベルを判定されたかと思います。
で、初級の下巻から3課分くらい勉強しました。
②千代外語補習班
こちらは、検討しただけで行っていないので、どんな感じかよく分からないのですが、
ホームステイとかも可能なので、それはすごく良さそう。
台北ナビから申し込みができます。
たとえば、
2日間コース(ホテル滞在) 1日の授業時間:4時間(合計8時間):大人 41,370円
4日間コース(ホームスティなし) 1日の授業時間:3時間(合計12時間):42,765円
TLIよりは少しお高めなので、やめた記憶があります。
でも、HP見ている感じだとすごく雰囲気は良さそう。。
3、2015年当時の私がかかったお金
約1週間滞在・10時間個人レッスン受講の場合
ホテル代:24,144 円(2015年8月10日チェックイン、16日チェックアウト 計6泊)
ホテルは、こちら高雄FXイン富驛商旅(FX Inn中華路館)(FX INN Kaohsiung Zhonghua Road Branch)
です。コンフォートルームで、シャワー・トイレ付の個室になります。
飛行機代 チャイナエアライン:39,650円
学費:21,200円
合計:84,994円
飛行機代が結構かかっていますね。たぶん、LCCならもっと安くでいけるはず。。。
当時、ボーナスが出たこともあって、気が大きくなっていたようです(笑)
現地で使ったお金は、たぶんお土産代も入れて、3万円前後だったかと思います。
なので、だいたい全部で10万円ぐらいですね。
4、1ヶ月いくとしたら
もし、TLIに1ヶ月通うとしたら。。。
週10時間(2時間/日×5日)=4000元×4週=16,000元(64,000円・1元4円で計算した場合)。
ホテルは、airbnbか、ドミトリーとかで節約します。
ホテルは、ドミトリーでよかったら、1ヶ月3万~4万ぐらいでありそう。
ホテルの予約は、一括検索のできるホテルコンバインドがオススメです。
頑張れば、飛行機代のぞいて10万円前後でいけそうでしょうか。
5、もっとこうしたら良かったこと・プチ留学で得たこと
一番後悔しているのは、もう少し何を勉強したいのか考えていけばよかったです。
10時間しかなかったので、テキストの一部分で、集中的にここを勉強したい(たとえばドリンクの注文とか。。。)とか
決めていけば、もっと良かったと思います。
私の場合、この1週間のプチ留学で得たことは、中国語の向上というよりは中国語学習のモチべーション向上ときっかけ作りでした。
大学で1年間、中国語の授業を取って、その後、独学で(NHKの番組を見たりして)中国語検定3級までは取ったものの、長らくごく簡単な旅行会話しか話せませんでした。
そこで、当時の職場の夏休みを利用して、旅行メイン+ちょこっと(10時間)だけ中国語の授業を取ることにしました。
いきなり中国語がペラペラになるってことは、もちろん(笑)なかったのですが、
先生たちが、「発音いいね!」とか、「独学ですごいね!」とか、「授業の進みが速い!」とか、ほめまくってくれて、勘違い?して、
日本に帰ってから、中国語のレッスンを受けるようになりました。
で、その後、澎湖の語学学校へプチ留学しに行って、現在、長期留学することになったので、後から考えても大きなきっかけだったと思います。
プチ留学としては、高雄のほかに、澎湖・台中・台南もオススメなので、また記事にしていきたいと思います。