台湾での語学留学に成功大学をオススメする6つの理由

 今、コロナ禍なので語学留学はできないという人も多いかもしれません。でも、コロナが収束したらすぐに動けるよう、情報を集めておきませんか?

 台湾で中国語を勉強してみたい、でもどこの学校が良いか分からない。。そんなあなたにオススメするのは台南にある成功大学です。台湾で語学留学するとなると台北を思い浮かべる人も多いと思いますが、成功大学に限らず地方都市での語学留学をオススメします。

 私は成功大学で語学留学していて良かったと感じました。なので、実体験を交えてオススメポイントを挙げていきます!

成功大学華語中心前の池

1、面白い先生が多い

 関西人の私としては、ここが1番ポイントが高い。。。のですが。。。あれ?皆さんはあまり重視されませんか?

 成功大学の先生は台南出身の先生ばかりではないのですが、話が面白い先生が多いと感じました。(台南の人はノリが関西人ぽい気がします)

 成功大学に通う語学留学生の国籍はアジア系を中心にバラエティに富んでいるのですが、成功大学の先生たちはいろんな出身の生徒をどっかんどっかん笑わせていました。故事成語の授業では、美人の先生が故事成語の意味を説明する際に、いきなり迫真に迫る演技を披露し、こんな美人な先生がこんな面白いことしてくれるの?!とびっくりもしました。

 成功大学はクラスごとの授業が週に10時間、それに5時間+の選択授業があります。クラスの授業では厳しい先生も、選択授業の際は冗談を言うなど、リラックスした雰囲気で授業をしてくれていましたので、私は楽しみにしてた選択授業が多かったです。

2、選択授業の中身が豊富

 A~C班の選択授業は会話・発音・文法など中心で、あまり選択肢がないのですが、D班以降は自分のレベルに合わせて故事成語や生活でよく使う語彙、注音符号、台湾語、中国語の歌など多彩な授業の中から選ぶことができます。

 私は台湾語の選択授業が面白くて、台湾語に興味を持ち、語学学校を終了した今でも台湾語の勉強を続けています。TOCFLのテスト対策の授業もありました。

 TOCFLの授業は、模擬試験を解いて、先生が解説するという形式の授業でした。また、宿題で文章を読み、それを録音して先生に送るというものがありました。だいたい先生が1分半くらいで音読した文章を生徒は2分以内などの時間制限内で読まないといけません。これがかなり大変な課題でした。ちょっとでもつっかえると、時間オーバーになってしまうので、スラスラと時間制限内に読めるようになるまで2時間以上かかったこともありました。先生は録音したものを聞いて、個々の発音が違う場所や声調が違う点などを指摘してくれます。先生も30人くらいの生徒の録音を聞かないといけませんし、手間がかかる宿題だったと思います。強制的に何度も音読しないといけないので、力がついたように思います。

 学期によって内容は異なります。成功大学華語中心のHPでもどんな内容か確認できるので参考になさってください。

2021年夏季学期の選択授業
https://drive.google.com/file/d/1ZqabIJLTt4mu4HzFVjwYfiD6oxWugwRT/view

3、マンツーマンレッスンが選べる

 成功大学は、週10時間をマンツーマンレッスンにして、残り5時間分をグループレッスンを受けている人たちと一緒に選択授業を受けるということができます。

 私も最初、グループレッスンを受けて、後にマンツーマンレッスンを受けるようになりました。最初のグループレッスンのときに友達ができたので、選択授業ではその友達と一緒に授業を受けたり、また選択授業で新たに友達ができたりしました。

 マンツーマンレッスンの良いところは、自分の需要に合わせて授業を組み立ててもらえるという点です。レッスンの進みが速かったので、語学留学の期間で目標としていた『當代華語』の6冊目の最後まで学習できたのはすごく良かったです。

 また、私は性格的に積極的に話せる方ではなかったので、マンツーマンにして話す機会が多くなったのが一番のメリットでした。グループレッスンだと遠慮してしまい、質問しにくかったのですが、気軽に質問ができ、疑問を残すことがなくなりました。

 マンツーマンを選んだ場合はだいたい2人の先生が担当することになります。(先生のやり繰りの関係で1人の場合もありました)

 1人の先生が週3日で、もう1人の先生が週2日という形です。いろんな個性の先生がいらっしゃって教え方も少しずつ違いますが、教科書は 『當代華語』 か『視聴華語』を使用し、経験豊富な先生が多いので、そんなに心配することはないかと思います。

 お互い人間なので相性の合う合わないはどうしてもあるので、その際は早めに事務の方などに相談するといいかと思います。私は先生が嫌だということではなく、選択授業との兼ね合いで他の時間に変えて欲しいとお願いしたら、先生ごと変わったということがありました。

 ちなみに今、成功大学のHPを見ていたら、マンツーマンレッスンの料金が値上げされていました。。。

1学期7万1,000~7万8,000元。2019年当時で5万6,000元くらいだったので、かなりの値上げですね。(2021年8月8日現在の台湾元/日本円のレートは1元当たり約3.95円)

 私自身は経験豊富な先生にマンツーマンで教えていただけたのはすごく良かったですし、日本でマンツーマンのレッスン受けるよりは安いですが、さすがにちょっと考えてしまいますね。もし上級クラスに入れそうだったら、人数が少ないので(H班以上だと4人ぐらいとか。でもあまり少なくなるとその級のクラスが開設されなくなります。私の友達が経験しました)、そちらも検討するといいかもしれません。

單班というのがマンツーマンクラスになります。
https://kclc.ncku.edu.tw/tw/course/seasonal

4、宿舎に入れる可能性が高い

 成功大学は語学留学の学生でも宿舎に入れる可能性が高いので、自分で部屋探しをしなくて良いのは大きいです。中国語で電話するのは、なかなかハードルが高いですよね?頑張って電話しても外国人はちょっと・・・と言われたこともあります。特に中国語があまり話せない場合はなおさらだと思います。

 成功大学の宿舎は個室が選べるのもポイントが高いです。いくつか宿舎があって希望を出すことは可能ですが、どこの宿舎に当たるかは申込者数との兼ね合いになります。

 太子学舎(プリンスドーム)という宿舎の1月当たりの料金は下記の通りです。私が語学留学していた2019年よりも少し高くなったようです。(確か当時は6,500元/月)

•1人部屋: NT$6,900/月
•2人部屋: NT$4,100/月

宿舎は、ベッド、机、椅子、本棚、クローゼット、冷蔵庫、クーラーなどが備わっています。インターネットの有無は、宿舎によるようです。太子はベッドマットを自分で購入しないといけませんでした。2人部屋については、相性によるのでなんとも言えませんが、2人部屋に住んでいた友達からはトラブルの話も聞きました。(友達が帰ったら、ドアに靴下がぶら下がっていて、友達が知らずにドアを開けたら気まずい思いをしたとか。。。どういう状況かお分かりになりますでしょうか??)

 他の人と一緒に暮らすにはいろいろリスクもある。その意味で1人部屋が選べる(提供している部屋数も多い)成功大学はすごく良いのではないでしょうか?

 私も成功大学の宿舎に一時期住んでいましたが、管理人さんは外国人の対応に慣れていますし、部屋もキレイで個室だったので快適でした。部屋の電気が切れたときも管理人に言えば、すぐに対応してくれました。

 部屋に調理スペースはありませんが、共用のキッチンがあって自炊することもできます。(太子、成功大学No.1など。)

 各宿舎により条件が少し違いますので、詳細は下記でご確認ください。
https://kclc.ncku.edu.tw/jpn/accommodation

 私が知っている範囲では1人部屋だと太子か成功大学No.1 、2人部屋だと敬業三舍に住んでいる人が多かったです。

 私は一時期、 成功大学No.1 に住んでいました。学校から少し遠くなりますが、近くにスーパーマーケットがあったのが良かったです。太子はスーパーマーケットがちょっと遠くなるかと思います。ただ、太子も近くにドラッグストアはありますし、学生向けの安いお店がたくさんあるので、外食する分には何の問題もありません。

 以下2つは、成功大学で勉強する=台南に住むことになるので、語学留学で台南に住むメリットです。

5、中国語を使う機会が多い

 中国語で話しかけたのに、英語で返事が返ってきた経験ありませんか?私はあります。せっかく語学留学をしているので、中国語を話す機会は多い方がいいですよね?観光地だと英語が通じる場合もありますが、台北に比べると通じない可能性が高いので、自然と中国語でなんとかしないといけなくなります。

 私も中国語を話したくない期間もありましたし、あんまりえらそうなことは言えませんが、語学は使ってこそ伸びるので、強制的に中国語を使う環境に身を置くことは大事です。

 そして、台南の人は気さくに話しかけてくる人が多い!特に外国人と分かると興味津々で話しかけてくれるので、中国語を使う機会が増えること間違いなしです。

6、生活費が安い

 まず、家賃が台北とは全然違います。2019年当時でだいたい5,000元くらいからシャワー・トイレ、ベッド、机など一通りの家具が付いた1人暮らし用の部屋を借りることができていました。私は調理台のある部屋を探したので、少し高くて7,000元でした。

 台北市だと場所にもよりますが、個室だと少なくとも10,000元は見ておく必要があります。また、お弁当やお店で食べるご飯も台北より感覚的に1割くらいは安いと感じました。成功大学近ではお弁当屋は50元~買えました。

 語学学校の授業料は別として自炊したり、外食したり(たまにカフェも行ってました)して、だいたい2万元ぐらいで生活していました。台湾の物価も年々上がってきているので、今はもう少しかかるかもしれませんが、それでも台北で生活するよりは安いです。断然安いです!(重要なので2回言いました)

 台湾での部屋探しは下記の投稿をご参照ください。台南で住んでいた部屋も載せています。

台湾で部屋探し①部屋探しの際に私が気をつけたこと

私は成功大学の華語中心で勉強できて良かったなあと思っています。もし、台湾での語学留学を考えていらっしゃる方は私の経験をご参考になさってください。

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