台湾に初めて行ったのは、確か1999年のことだったと思います。
その時か2回目以降の時だったか記憶が定かではないのですが、台湾に恋に落ちた瞬間を今でも覚えています。
友達と一緒に台北の街を観光していて、市場に行ってみない?ということになり、近くあった市場に行きました。恐らく松江市場ではないかと思います。
松江市場
松江市場は、建物の中に色んなお店がたくさん入っているタイプの市場で、私たちが行ったのは午後だったので、店じまいしていたお店も多かったように記憶しています。
友達と2階に上がると、市場の人たちでカラオケをしていたのです。
そのゆるくて楽しそうな感じを見て、ああ、いいなあと心から思いました。
私は台湾の人たちのおおらかさと人生を楽しんでいる感じが大好きです。
香港映画にはまり、『恋する惑星』で金城武さんが好きになり、気になっていた国でした。でも、この光景を見たとき、台湾そのものに恋をしてしまったようです。
そんな台湾を象徴するような映画が、『熱帯魚』という映画です。
『熱帯魚』(台湾映画)
高校受験を間近にひかえた男の子が誘拐事件に巻きこまれるのですが、犯人の人たちがすごくいい人たちで、ほのぼのします。
男の子の受験が近いと知ると、そりゃあかんやろってことで、みんなで受験に協力しだします。
なんかちょっとのんびりしてて、人情家な台湾の人たちが描かれている、笑えて、泣ける映画です。