中国語検定を受けてきました

全くタイムリーではありませんが、

去る2017年11月26日(日)に中国語検定を受けてきましたので、簡単に感想など。

①受ける人数が多い

HSKとTOCFLに比べて受ける人数が多かったですね。

TOCFLなんて、大阪会場のBandBの受験者数は一桁でしたよ!

私が受けたのは中国語検定2級ですが、2級だと500時間から700時間は勉強しているのが目安となるので、そんなに勉強している人が私の受けた会場だけでも100人くらい?いるのかと思うと感慨深い気持ちになりました。

中国ゼミ 中検2級レベル参照

見た感じ、私よりも人生の先輩と思われる方がたくさんいらっしゃって、自分も頑張ろうと改めて思わされました。

②問題が持ち帰れて、その日に解答が公開される

HSKとTOCFLは、問題は持ち帰ることはできません。

TOCFLは過去問の公開さえしていません。

でも、中国語検定は解答がすぐに公開されるので、自己採点ができます。

自己採点の結果

リスニング 75点(合格ライン70点)

筆記 選択部分 62点(合格ライン70点)

となりました。

日本語への翻訳が10点、中国語への翻訳が20点あり、その部分はどういう採点になるか分かりません。

ただ、あと8点取れれば、合格ラインなので、恐らく大丈夫かと・・・。

日本語訳は、まあまあ訳例に近いので、ここで点数を稼ぐことを期待しています。

中国語への翻訳は、あ~、そう訳すのかと思ったのが多いので、あまり自信がありません。

もっと頑張らないと。。。

③難易度について

中国語検定2級は、HSK5級、TOCFLの進階・高階級に近いので、そこと比較してみます。

リスニングについて

スピードはそんなに早くない上に2回読んでくれるのは大変ありがたい。

ただし、問題文も選択肢もプリントされていません。

HSK5級は読むのは1回ですが、選択肢はプリントされています。

一番読むスピードが早いと感じたのはTOCFL。

語彙も結構難しくて、何の話をしているのかよく分からないという問題もありました。

それに比べると中国語検定2級の方が比較的簡単に感じます、ただ、問題数が少なく(全20問)、一個間違えるとマイナス5点なので、

間違えた場合のダメージが大きいです。

また、ひっかけもありますので、よく聞かないといけません。

たとえば、今回、私がひっかりそうになったのが次の問題です。

A:哎,小张,怎么只有你一个人在,小李呢?

(小張、どうしてあなた一人だけなの?小李は?)

B:他出去吃午饭了,大概一点半左右能回来。

(彼は昼ごはんを食べに行ったよ、だいたい1時半頃戻ってくるよ。)

この会話に続くものを選ぶのですが、

A:
①是吗,那我过一会儿再来找他吧。

(そう?だったら、しばらくしたらまた彼を探しに来るわ。)

②是吗,他不是昨天就去北京了吗?

(そう? 彼はちょうど昨日北京に行ったんじゃないの?)

③那你先去吃饭吧,我一个人等小张。

(だったら、あなた先にご飯食べに行って。私は一人で小張を待つわ。)

④我也是一点半左右「才」从外边回来的。

(私もようやく1時半頃外から戻って来たのよ。)

日本語訳はちょっと怪しいです。。。

(もし、間違っていたらこそっと教えてください~)

答えは①なんですが、最初③を選びかけました。でも、よく聞くと小張に小李のことを聞いているので、「私一人で小張を待つ」という部分が間違いなんです。

④も「才」(ようやく)があるので過去のことなので間違いですが、もし未来形だったら問題ありません。

誰のことを言っているかとか時制があっているかとか、ちゃんと細かい部分も聞くことが重要となります。

筆記について

筆記に関しては、TOCFLが一番簡単だと感じました。

なぜなら、作文がないから!

HSK5級は、阅读(読解)と写作(作文)に分かれていて、読解は難しくないのですが、作文が難しかったです。

キーワードを入れたのと写真を見て、それに関する80字程度の作文をするという問題があります。

中国語検定の場合は、そのような作文はないのですが、中国語を日本語に翻訳する問題と日本語を中国語に翻訳する問題があって、これが結構難しいと感じました。

HSKやTOCFLではない、日本人のための試験ならではの問題ですね。

たとえば、「食べたいだけ食べてください」を中国語に訳す問題があり、訳例として、「你想吃多少就吃多少吧。」が上がっていました。

作文は、やっぱり普段からの訓練がまだまだ足りないと感じさせられました。

ただ、日本語を訳す問題を練習することは、今後実際に喋ったり、メールやラインなどで文章を打ったりする際に、すごく役に立つと思います。

④合格発表の時期

合否通知は、試験実施後1か月以内に発送してくれるとのことです。

その前に、合格者受験番号が公式ホームページに発表されますが、これまでの例を見ていると2週間後ぐらい?のようです。

無事に合格していたら、改めて勉強法などを書いてみたいと思います。

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