こんにちは!ayaです。
ブログ、ほったらかしにしててごめんなさい。これから、また少しずつ再開していけたらと思っています。
さて、今回は台湾での部屋探しハックについて、シェアします。
実は、これまで、2年弱くらいしか台湾に住んでいないのに、大規模な引越し、3回、1ヶ月だけ、2ヶ月だけといった短期も含めると既に6箇所の部屋を借りていました。 大学の宿舎、airbnbなど…。 そんな私の経験がここを読んでくださる方のお役に立てると嬉しいです。
部屋探しの方法につきましては、下記のブログにしっかりまとまっていますので、私の場合は、個人的な経験を中心に部屋探しの中で気をつけたこと、反省点をシェアしたいと思います。
1、まずはネットで検索!
まず、ネットでお部屋を探します。
私が使ったのは、台湾で最も多くの人が使用している591 です。知らんけど(笑)
その他、以下のサイトも見てました。
ただ、591に比べると物件数が少なかったり、既に他の方が検討中だったり、貸し出し済みだったりで、私が借りれそうな物件はほとんどありませんでした。
ネットで部屋探しするにあたって、私が重視したこと。
❶陽当たり
❷風通し
❸部屋の清潔さ
❹調理台があること
台湾では、外食文化が発達していることもあって、一人暮らしの人が自炊する習慣があんまりないみたいで、一人暮らし用の部屋だと調理台のある物件は多くありません。
調理台があると、値段が跳ね上がります。
でも、私としては、ここは譲れない部分でした。
また、陽当たりと風通しも、雨が多く湿気が高い台湾では、特に重視したいと思っていました。
↑上記の台北文山区のお部屋は、設備や大家さんはすごく良かったのですが、陽当たりがあんまり良くなく、風通しも悪く、押入れに入れておいたカバンにカビが生えていました。
また、日当たりが良くないと気分も沈みがちです。なので、私にとって日当たりはすごく重要です。下記の台南のお部屋は見晴らしも日当たりもよく、ここから見る景色が本当に大好きでした。
台南で部屋を探したときは、わりと選択肢は多かったのですが、台北はさすがにそんな物件は少なく、なかなか大変でした。
ネットで探す上で、気をつけたこと
写真から乱雑さ・不潔さ・古さが伝わる部屋はパス!
これは、個人的な感覚ですが、写真から乱雑さ、古さが伝わるものは、パスしていました。たとえば、前の住民の物が散乱している写真(本当にあるんですってば!)とか…。古くてもしっかりメンテナンスされているのが伝わってくる物件はいいのですが、古い上にメンテナンスしてなさそうだったら、パスした方がいいでしょう。
あんまり写真が上手すぎない方がいいかも・・・。
これも個人的な感覚で伝えるのが難しいのですが、清潔さはあるんだけど、写真が上手すぎない、素人っぽい方が、大家さんの商売っ気がなくて、いい大家さんが多い気がします。(個人の感想です)
ただ、これは良し悪しですね。商売っ気がないのはいいけど、設備を整えるのに対しても熱心に対応してくれなかったりするかもしれませんし…。
とりあえず写真で見て良さそうだと思ったら、内見してみて、部屋の設備を見るとともに大家さんの人柄をしっかり知るのが重要です。
たくさん見ていくと、だんだん物件を見る目が育ってくると思います。私は日本に住んでいたときから引越しが好きだったので、半ば趣味のようにして実際に内見する一ヶ月以上前から熱心に見ていました。
とにかく、丹念に時間をかけて見ていくのをオススメします。
2、なにはともあれ、内見
気に入った物件が見つかったら、大家さん、または不動産屋さん(仲介)に連絡します。
台湾と日本の一番の違いは、この大家さんに直接連絡するという点じゃないでしょうか。大家さんと直接やり取りすれば、仲介手数料がかかりません。
不動産屋さんを通すと 、見せてもらうのはタダですが、契約の際に仲介手数料を取られます。私が見たところでは、家賃の1ヶ月分もしくは半月分という所が多かったです。ただ、仲介手数料は取られますが、大家さんと交渉してくれますので、必ずしも悪いことではないかと思います。 日系の不動産屋さんだったら、日本語も通じますし、安心感は違うのではないでしょうか。
注意して欲しいのは、日本でもそうかもしれませんが、よっぽど気に入った物件でない限り、手付金をその場で払わない方がいいです。
いいかなと思ってある物件の手付金を払ったのですが、少し条件面で折り合わない(大家さんに伝えていたことと私に言っていたことで食い違いがあり)ことがあり、契約しないので返してくれといったのですが、他のを紹介するからと言ったりして、なかなか返してくれず、ヤキモキしました。
また、私がこれまで利用した台湾の不動産屋さんは紹介のときに関わるだけで、日本みたいに部屋のトラブルに対処してくれたり、部屋を退室する時に対応してくれるということはなく、部屋を借りた後は全て大家さんとやり取りするということだったので、だったら大家さんと直接やり取りして、大家さんの人柄を先に知っておく方がいいのかなぁと思いました。
まあ、ここは不動産屋さん次第、個人の考え方次第だと思います。
内見の際に気をつけること
- 写真やネット上の条件と違う部分はないかよく確認すること。
- 疑問点は全て解消しておくこと。
- 大家さんの人柄を知ること。
- 周辺の環境もチェック!
まず、当たり前ですが、写真やネットと情報が違うのは問題です。なぜ違うのか、その違いを許容できるのか、しっかり確認する必要があります。
そして、とにかく契約前に不明点は明らかにしておくことが重要です。
・たとえば、電気・水道代・管理費は誰が払うのか、電気代は一度いくらなのか?
相場としては一度4元~6元が多く、何度使ったかを計算して大家さんに家賃と一緒に払う場合が多いです。今の大家さんの場合は、電気代の請求書が自宅に届き、自分で払っています。
・また、もし、契約満了前に万が一早期引越しをしないといけない場合、違約金が発生するかなども重要です。
・連帯保証人が必要かどうか、また契約の際に必要な書類など。
日本だと連帯保証人が必要な場合がほとんどだと思いますが、これまで連帯保証人が必要だったのは1回だけでした。でも探す前に台湾人の友達などに連帯保証人になってもらえるか確認しておく方がいいと思います。
・また、身分証明書(パスポートなど、居留証があればなお可)、印鑑(サインでいい場合も)、留学だったら学校の入学許可証、就職だったら在職証明書などが求められる場合もあります。
・その他、もし値引きして欲しいと思ったら、契約のときじゃなくて、内見の際に交渉しておく方がいいように思います。
・友達が聞いておくといいと言ったのは、前の住民はどのくらい住んでいたのか、またその部屋がどのくらい空いていたのか、という点です。
あんまり短期間で引っ越していたり、部屋がずっと空いているのは問題があるのではないかということですね。
・その他、細かいところでは、ゴミは自分で捨てないといけないのかとか、前の住民が引っ越してから鍵は換えているのか、もし換えていない場合は、換えてもらうことは可能かなど。
少しでも、「ん?」と思った場合はやめておく方がいいかと思います。
そして、一番重要なのは、大家さんの人柄かなと思います。
日本と台湾で、部屋を借りるときの1番の違いは、大家さんとの関わりの大きさです。部屋の設備など何かトラブルがあったときには、たいてい大家さんが対応してくます。 設備の故障なども大家さんが、自分で直したり(簡単な修理だと自分でする大家さんも多い!)、業者を手配してくれます。
過去に旅行先から台湾に戻ったときに、鍵を宿泊先のセイフティボックスに入れたまま、忘れてしまい、鍵が無くて部屋に入れないことがありましたが、大家さんにLINEしたら、20分くらいで新しい鍵を持って駆けつけてくれました。
台湾の人は話好きの人が多いですし、大家さんも借りる私たちの人柄を見るので、 内見の際にはおしゃべりして、大家さんと仲良くなるのをオススメします。
ある物件を見に行った際に、お目当ての物件は既に他の人が内見に来ていて、その人が借りることに決まったのですが、大家さん(正確には代理人の人でした)が、「実はね、ほぼ同じ条件の部屋に今住んでいる店子さんが引越しを検討していて、もしあなたが住むのなら通常払うべき違約金を取らないって言ったら絶対引越しするから、あなたは先に別の階にある安い部屋に1ヶ月住んで、その店子さんが引越ししたら、その部屋に移ればいい」って言って交渉してくれたことがありました。
その方があなたのこと気にいったからと言ってくれたのですが、仲良くなると、こんないいこともあるかもしれません。
私はある程度の中国語が話せますが、大家さんによっては、英語が話せたり、日本語が話せたり、また外国人ということで配慮してくださる方も案外いらっしゃいます。ぜひそういうコミュニケーションしようしてくれる大家さんを探す方が将来的にトラブルに遭う確率が減ると思います。もちろん、中国語ができるにこしたことはありませんが、あまりできなくてもコミュニケーションができる(しようとしてくれる)大家さんいるので、諦めずに探しましょう。
私が前に住んでいた鍵を持って駆けつけてくれた大家さんは、ずっと英語で話しかけてくれていて、私が英語より中国語がいいと言っても、私がどんなに中国語で返事しようとも英語で話しかけてくれました(笑)。
また、最後に念のため、周辺の環境、特に夜間の環境を確かめておくといいかと思います。
3、いざ契約!
契約の際に気をつけること
- 内見の際に聞いた条件と異なることはないか。
- 設備は問題ないか。
基本的には、契約前に疑問点は全て解消しておくことをオススメします。
契約の際に気をつけるのは、設備がちゃんと機能するかどうかです。
台湾の物件の多くは、電化製品、家具がついています。それらが壊れていないか、ちゃんとシャワーが出るか、トイレの水が流れるか、冷蔵庫、洗濯機は動くか、ライトはちゃんとつくかなど大家さんと一緒に確認してください。
水道の水を流したら、水漏れするなどの問題もこの際に確認し、直してもらうようにしてください。
以上、台湾での部屋探しで私が気をつけたことです。私の経験がみなさんのお役にたてたら幸いです。